Dバックス・ロブロ監督 新加入のホランドをクローザーに指名

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グレッグ・ホランド、アーチー・ブラッドリー、平野佳寿の3人が候補となっていたダイヤモンドバックスのクローザー争いは、クローザーとしての実績で勝るホランドが勝者となった。トーリ・ロブロ監督は「私にとって難しい決断だった」と語り、ホランドのクローザーとしての実績が決め手となったことを明言。メジャー2年目を迎える平野は昨季と同様、ブラッドリーとともにセットアップ役を務めることになった。

ホランドは1月末にダイヤモンドバックスと契約。ロッキーズ時代の2017年に41セーブでナ・リーグのセーブ王に輝くなど、これまでロイヤルズとロッキーズでクローザーを務め、40セーブ以上3度を含む通算189セーブの実績を誇っている。「ホランドにはクローザーとしての実績が十分にあるし、私はそれをかなり重視した」とロブロが語ったように、クローザーとしての豊富な実績が、クローザー争いを制する決め手となった。

昨季のダイヤモンドバックスは、ブラッドリーと平野がセットアップ役を務め、抑えにはブラッド・ボックスバーガー(現ロイヤルズ)がいた。ボックスバーガーのパフォーマンスが不安定となった9月には、ブラッドリーと平野がセーブ機会を分け合ったが、今季はボックスバーガーがホランドに代わり、昨季と同様の形で試合終盤をリレーしていくことになる。

昨季は打線が思うように機能せず、接戦が多くなり、その結果、ブラッドリーがリーグ4位の76試合、平野がそれより1試合少ないだけの75試合に登板するなど、リリーフ陣に大きな負担が掛かった。ロブロはリリーフ陣の負担を軽減すべく、先発投手には7イニングを投げ切ることを求めている。先発投手陣が指揮官の期待に応えることができれば、おのずとリリーフ陣への負担が減り、投手陣全体に好循環が生まれるはずだ。

また、ロブロは勝ちパターンの継投を担う3投手の負担を軽減し得る存在として、26歳右腕のヨアン・ロペスに大きな期待をかけている。昨季は10試合に登板して防御率3.00、WHIP0.89をマーク。オープン戦では7試合で防御率5.14とやや精彩を欠いているが、力強いピッチングとマウンド度胸には定評があり、今季注目の存在となりそうだ。