阿蘇山とイルカ観光が上位 アジアの旅行者対象、九州の関心度調査

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 九州観光推進機構(福岡市)がアジア地域の旅行者を対象にした九州観光の関心度調査によると、北京(中国)と香港では阿蘇山への関心が最も高かった。上海(同)では天草のイルカウオッチングがトップだった。

 韓国や台湾、タイ、シンガポールなど11の国・地域を対象に、日本を訪れた経験がある150人にインターネットでアンケートを実施。九州各地の観光資源50件を写真と説明文で紹介し、「行ってみたい」と思う観光地や体験を選んでもらった。中国は北京と上海に分けて聞いた。

 阿蘇山は台湾、フィリピン、マレーシア、インドネシアでも3位以内に入った。イルカウオッチングは韓国と香港で3位。このほか、球磨川のラフティングが上海とインドネシアで3位に入った。

 韓国、中国など東アジアでは温泉や体験型観光が人気だったのに対し、東南アジアでは自然景観や、「福岡の屋台」「果物狩り」といった食関連への関心が高い傾向にあった。

 同機構は「調査結果を踏まえつつ、ニーズに合った旅行商品の展開、受け入れ環境の整備を検討していきたい」としている。(宮崎達也)