ウナイ・エメリ監督のもとでトップ4入りを目指しているアーセナル。
ここでは、『sportskeeda』による「アーセナルが売却したことを後悔している選手たち」を見てみよう。
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マテュー・ドゥビュシ(現サンテティエンヌ)
アーセン・ヴェンゲルがフランス人選手を愛していたことは隠すまでもないことだった。そして、ドゥビュシはまさにそれを示す例といえる。
2014年にニューカッスルから1500万ポンドで獲得した彼は加入1年目にレギュラーになりかけていた。だが、不運にもガナーズでのキャリアは怪我によって阻害されてしまう。
控え扱いになった2015-16シーズン以降は非常に厳しい立場に。ボルドーでのローン中にいくらかの好パフォーマンスを見せたが、再び怪我に見舞われる。
そして、彼がアーセナルのファーストチームに戻ってくることはなかった。昨年1月、フリーでサンテティエンヌへ移籍。
母国では攻守に渡る貢献を見せるなど、ここまでのところ成功を収めている。得点への関与はエクトル・ベジェリンと同じ程度だが、守備的にはかなりいい。
ジェルヴィーニョ(現パルマ)
2011年にリールからやってきた彼は次の大物になると期待されていた。
だが、ロンドンでの1年目は混乱したシーズンを過ごし、2年目は主に控えとして過ごすはめに。
プレータイムを減らしたジェルヴィーニョはローマに売却された。幸いこの移籍は成功となり、キャリアにおけるターニングポイントに。
その後、中国で3年プレーした彼は今年イタリアへと戻ってきた。31歳になった快速FWはセリエAに戻ってきたパルマで好パフォーマンスを披露している。
もし退団しなければ、アーセナルはアレックス・イウォビよりもはるかに優れたこのウィンガーを持てていたかもしれない。
セルジュ・ニャブリ(現バイエルン・ミュンヘン)
今季アーセナルが最も悔いている選手が彼だ。2016年のブンデス移籍以降、ニャブリはセンセーションになっている。
アーセナルでは2012年にトップにデビューしたが、それから4年でわずか10試合しか出場できなかった。WBAへのローンもそれほど成功しなかったことから放出が決定。
だが、500万ポンドでブレーメンに売却されると、キャリアが180度変わった。ハイパフォーマンスを続けたことで巨人バイエルンに引き抜かれることになったのだ。
23歳になったニャブリはバイエルンでも主力になりつつある。今のアーセナルにいたら、チーム内最高のウィンガーになっていたはずだが。