諸星和己が“1人GENJI”で「パラダイス銀河」熱唱! 堺正章のポジションを狙う!?

テレビ東京系で3月27日放送の「THE カラオケ★バトル ―またやっちゃう?あの大ヒット曲、ご本人は何点出せるのか SP!― 」(午後6:55)に、かつて司会の堺正章の歌番組に光GENJIとして何度も出演した諸星和己が登場。“1人GENJI”で「パラダイス銀河」を熱唱してバトルに参戦する。

同番組は、誰もが口ずさめる大ヒット曲を本人が歌い上げ、プロ歌手VS国民の平均点&マシンの採点で競い合うもので、テレビでの歌唱が11年ぶりとなる酒井法子や番組の司会者・堺がバトルに参戦することが決まっている。そんな中、諸星はレコード大賞を受賞した光GENJIのナンバー1ヒット曲「パラダイス銀河」で挑む。

収録を終えた堺は「今回もベテランの方が多数参加されているんですが、現時点でのパフォーマンスをしっかりと見せてくれて、古さを感じずに聞くことができました。今の自分たちがどういうふうに考えて、どういうふうに楽しくやろうかということを、懸命に皆さんがやってくださるのが形に出ていました」と高評価。

そして自身の歌については「だめだよもう(笑)。収録5時間やって歌の部分じゃないところはほとんどしゃべってますので、ちょっときつかったんですけど、久しぶりに『さらば恋人』を歌うことができて、自分としては気持ちも新たな感じで歌えました。非常に難しいところがありましたけど、ご愛嬌(あいきょう)ということで、アトラクションということでお納めいただければ大変幸せでございますね(笑)」と謙遜のコメント。

出演者については「やっぱりベテラン歌手の方たちの堂々とした歌いっぷりにちょっと感動しましたね。例えば鳥羽一郎さん、堀内孝雄さん、橋幸夫さん、大川栄策さん…歌ってる姿を見ると、皆さんいい度胸をして来てくれてるなと。(採点が)嫌な方は出ないわけですから。『いいよ、点数つけてくれても』というぐらい、自分の歌に自信がある方がたくさんいらしたので、そういう歌をたくさん聞けたのが素晴らしかったです」と絶賛した。

“1人GENJI”で参戦した諸星は「(ローラースケートを履いての歌唱は)パフォーマンスの点は上がりますけど、歌の点は下がりますからね。どう考えても『はぁはぁ』言っちゃって…でもそこはプロですから! たぶん日本でスケート履かせて『パラダイス銀河』を歌ったら俺が一番うまいと思います!」と自信たっぷりに語ったかと思うと、「実はずっと履いていなかったんです。5年ずっと寝かしてたんで固まってて、マジックテープが取れないし、中も硬くてなかなか履けない。本当は点数に集中したかったんですけど、いろんなことを考えまして…マイケル・ジャクソンが『ビリー・ジーン』を歌う時になかなか帽子をかぶらないっていう演出が、自分とリンクしました。『なかなか(スケート靴を)履かないぞ』みたいな…いや、単に履けなかっただけです(笑)。そんな余裕はありませんでした!」と実情を明かした。

「バラダイス銀河」への思いについて「32年前は本当にいろんなことが初めてだったんで、本当にそれこそ“パラダイス”だったし、“しゃかりき”に生活していました(笑)。歌うと今でもやっぱりあの日の青春時代に戻れるし、今の生活の中でつまずいたりした時も、ああいう曲を聞くとすごく元気になれますよね。いろんなメッセージが含まれてますし応援歌ですから、歌うと自分の中でも明るくなれるというか、(気持ちが)上がりますよ。素晴らしい曲です。ただあれはグループで歌う曲で1人で歌う曲じゃないです! ダメです、“1人GENJI”はありえない! 7人ですから、今日は尊敬の念をもってグループの代表として“1人GENJI”でやらせていただきました」と語った。

最後に見どころについて「堺正章さんと僕との掛け合いで、ちょっとあることが見え隠れするところがあると思うので、そこを見てほしいです。『あれ? 諸星、堺さんのポジションを狙ってるな』って思ったら…その通りです(笑)。堺さんがやりづらくなるように仕掛けてます! 堺さんの話には乗っからない。それも尊敬の念をもってつぶしていきますから! いつ堺さんが引退されても私が後を継ぎますので! 番組の終わりぐらいに堺さん言ってましたよ。『あとはお前の出番だ。あとはお前に任せた!』って。テレ東がOK出したらの話ですけどね(笑)」と持ち前のちゃめっ気を見せた。

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