週末のお花見は、花冷えを超えた寒波の中

平成最後のさくらは、3月20日に長崎、21日に東京、横浜、福岡で開花したあと、関東から西の地方で次々に開花しています。
気温や雨、風によって異なりますが、一般的には、開花から1週間から10日くらいで満開と言われていますので、3月最後の週末は、関東から西の地方では、5分先から満開となって花見のピークになりそうです。
しかし、北日本上空約5500mには氷点下36度という真冬並みの寒気が南下してきます。昼間は20℃くらいまで気温が上昇しても、夜は5度以下に冷えるところが多くなります。
きれいな夜桜ですが、花冷えを超えた寒波の花見になりますので、暖かい服装が必須です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 日本上空約5500mの気温(3月31日朝)

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