横浜の20代男性、はしか感染 横浜線と東横線利用

横浜市役所

 横浜市は26日、市内在住の20代男性がはしかに感染していた、と発表した。18~20日にかけ、JR横浜線や東急東横線を利用したといい、市は同じ交通機関を利用し、約10日後にはしかを疑う症状が表れた場合は医療機関に事前連絡をした上で、指示に従って受診するよう呼び掛けている。

 市保健所によると、男性は8日に東欧から帰国し、22日に発熱。受診した市内の医療機関で発疹が確認され、25日に陽性と判明した。

 男性は18~20日、いずれも午前8時56分、新横浜発のJR横浜線に乗り、午前9時3分、菊名発の東急東横線で渋谷駅へ移動した。また、午後7時半頃に渋谷駅から東急線に乗り、菊名経由で同8時頃、新横浜駅で下車した。

 はしかは発熱などの症状が出る1日前から解熱後3日ぐらいまでの間、飛沫(ひまつ)や空気、接触で感染する。

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