香港、犯罪人引き渡し条例改正へ

中国本土にも可能に

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 【香港共同】香港政府は26日、犯罪人の移送について定めた「逃亡犯条例」の改正草案概要を発表、来月3日に立法会(議会)に提出すると明らかにした。条例が改正されれば、これまで引き渡し協定のなかった中国本土にも、香港当局が拘束した容疑者の身柄引き渡しが可能になる。

 香港民主派は、中国当局が刑事事件をでっち上げ、共産党に批判的な活動家らの引き渡しを迫る恐れがあると猛反発。親中派の多い商業界からも、ビジネス上の紛争が事件化される可能性があるとして一部で懸念の声が出ており、採決までに曲折もありそうだ。