陵侑「進化し続ける」 W杯遠征終え帰国

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W杯ジャンプ男子個人総合優勝のトロフィーを手に笑顔で取材に応じる小林陵侑=羽田空港

 【東京支社】26日に凱旋(がいせん)帰国したノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人総合覇者の小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)は、東京・羽田空港で記者会見した。長期の遠征を終えて「リラックスしたい」と本音を漏らす一方、次の目標に世界最長記録の253.5メートルの更新とW杯個人総合2連覇を掲げた。「他の国の人たちもレベルアップしてくる。進化し続けないといけない」と慢心なく先を見据えた。

 昨季までW杯未勝利の22歳が覚醒したシーズンだった。個人総合優勝を筆頭に主要4タイトルを独占。「最初から最後まで高いレベルで戦えた出来過ぎのシーズン。90点はあげられる」と自己採点した。

 残りの10点は世界選手権(オーストリア)で個人のメダルを取れなかった分。降雪などの悪条件に泣かされ、表彰台は男子団体の3位だけだった。「期待されていた中での試合だった。ノーマルヒルの調子は良かったが、ラージヒルは頭も体もちょっと。つらかった」と唇をかんだ。