山口県無形民俗文化財『岩戸神楽舞』復興に向け奮闘中!

H31.3.27
宇部市

山口県無形民俗文化財『岩戸神楽舞』復興に向け奮闘中!

山口県宇部市万倉二ツ道祖(ふたつさや)地区におよそ260年前から伝わる舞。毎年、12月5日の夜、同地区の御伊勢山に祭られている皇大神宮に奉納されるもので、「神楽舞」、「三宝の舞」など10種12座に天蓋操作が加わり13座からなりたっています。一家相伝の特技として、長年、地元の人たちが継承してきましたが、後継者不足により、2008年を最後に奉納が途絶えています。2016年に策定した万倉校区地域計画「万創」において、岩戸神楽舞復興に取り組むことが決定。資金(県補助金)や人材面(ミュージカル山陽ありすの家)での支援の目途が立ったことから、2018年8月、岩戸神楽舞復興委員会を設立し、復興に向けての第1歩を踏み出しました。完全復興は2020年12月を予定しており、地元学生や企業と連携し、若い感性や最先端技術を取り入れ、伝統文化の再生に取り組みます。また、将来は、インバウンドや共生社会を視野に入れ、神楽舞を活用した交流人口の増加、地域活性化を図ります。