ダノンネーションズカップ2019 in JAPAN前園氏来場!優勝チームにエール

3/23(土)、24(日)の2日間、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園補助競技場、第2球技場でu-12のFIFA公認のサッカー大会である「ダノンネーションズカップ」の日本大会が開催された。2日目には元日本代表の前園真聖氏も来場し、栄養セミナーのトークショーへの登壇や男女の決勝の解説も務めた。

男子はヴァンフォーレ甲府U-12が3大会ぶりの優勝!女子は千葉中央FC U12ガールズが2連覇

優勝し、バルセロナ行きを決めたヴァンフォーレ甲府U-12

U-12のFIFA公認のサッカー大会である「ダノンネーションズカップ」の日本大会が3/23、24に駒沢オリンピック公園で開催された。日本大会で優勝した男女2チームは 今年10月にスペインのバルセロナで行なわれる「ダノンネーションズカップ世界大会」に出場することができる。

男子大会の決勝トーナメントでは、地方予選を勝ち上がってきた「川崎フロンターレU-12」や、「浦和レッズジュニア」、「横浜F・マリノスプライマリー」のほか、昨年ベスト8の「江南南サッカー少年団」や「レジスタFC」など、前日のグループ予選を勝ち上がった16チームによって熱戦が繰り広げられた。

決勝戦は清水エスパルスU-12清水と2016年に世界大会準優勝経験のあるヴァンフォーレ甲府U-12との富士山ダービーとなった。MF鈴木縁(すずき えにし、5年)の2ゴールで2-0でヴァンフォーレ甲府U-12が勝利し、3大会ぶりの同大会を制覇した。

2ゴールで優勝に貢献したヴァンフォーレ甲府U-12鈴木縁君に話しを聞くと、「チビリンピックでは良いプレーができなかったので、ダノンネーションズカップで優勝できてゴールも決めれてとても嬉しい」と話をしてくれた。また、将来はどんな選手になりたいか?との問いに対しては「世界で活躍するサッカー選手になりたい」と話をしてくれた。

一方、全10チームが本大会に参加した女子の決勝は昨年同様の対戦カードとなり、千葉中央FC U12ガールズがバディFCを0-0のPK戦の末、下し2年連続の優勝を決めた。

大会アンバサダーの前園真聖氏 優勝の2チームにエール

ヴァンフォーレ甲府U-12、千葉中央FC U12ガールズの優勝で幕を閉じたダノンネーションズカップ2019 in JAPANでは大会アンバサダーを務める前園真聖氏が男女の決勝戦の解説を務めた。

同氏は、日本代表に決まった「ヴァンフォーレ甲府U-12」と、「千葉中央FC U12ガールズ」に向けて以下のようにコメントし、エールを送った。

ヴァンフォーレ甲府U-12はチームとしてまとまりがあり、自分たちのやりたいサッカーができていたと思います。是非とも世界大会では自慢のチーム力を活かして、前回以上の成績を残してきてほしいと思います」

「女子の決勝は昨年と同じ組み合わせになりましたが、PK戦までもつれ込んだ試合の中で、千葉中央FC U12ガールズは普段通り冷静に戦えたことが良かったと思います。世界大会でも普段通りの力を出して、後悔することなく戦ってきてほしいです。

また、前園氏は栄養と水分補給がテーマのトークショーにも出席。”朝食の大切さ”について栄養士の久保田先生が話すと、「今朝はヨーグルトを食べてきました。」と、しっかりと朝食を摂ることを意識している様子が伺えた。

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