カトパンにメルヘンな看板猫 三戸ならでは 絵本「11ぴきのねこ」から飛び出して

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店頭幕設置を喜ぶ加藤利美さん(右)と剛さん

 青森県三戸町唯一のパン製造店「加藤パン」で26日、「11ぴきのねこ」店頭幕が新たに設置され、町関係者によってお披露目された。店主たちはかわいらしい幕の出来栄えを喜んだ。

 店頭幕の設置は7年前から町の補助金が充てられ、各店舗で進められている。今回は加藤パンを含め、近隣の観光果樹園や薬局など計16事業所が対象となった。

 幕1枚の大きさは縦1.8メートル、横0.9メートル。濃い紫色の地に白文字で、加藤パンという店名と「アッとおどろくパン作ってます!」というメッセージのほか、おなじみの愛らしいねこ1匹の姿が描かれている。

 前身から数えれば70年超の歴史を誇る同店は、あんパンの表面に薄くようかんを掛けた「あんかけパン」、中にきんぴらごぼうの入った「きんぴらパン」が人気。1個120円の品が多く、地元を中心に愛されている。加藤利美さん(70)は息子の剛さん(38)とともに「幕が招き猫代わりとなって、一層の商売繁盛になれば」と願った。

 三戸町は町出身の絵本作家・故馬場のぼるさんが描いた「11ぴきのねこ」をシンボルとした町づくりを進めている。