啓新エース、頭に打球受けるも意地

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第91回選抜高校野球大会1回戦、桐蔭学園戦に先発した啓新・安積航大=3月27日、甲子園

 選抜高校野球大会第5日(3月27日、甲子園)第3試合の啓新(福井県)対桐蔭学園(神奈川県)、二回までに3点を奪い幸先いいスタートを切った啓新は、二回裏に桐蔭学園の反撃を受けた。1点差に迫られ、なお満塁のピンチだったが、エース安積航大の踏ん張りでリードを守った。

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 守る啓新は二回裏、1死から四球で走者を許し、味方のエラーで2死二塁とされる。すると桐蔭学園8番伊礼海斗からの3連打で1点を奪われた。なお2死満塁のピンチで2番山本慎太朗の鋭い打球は安積のグローブに直撃してコースが変わり、頭部に当たった。内野安打となり、1点差に詰め寄られた。

 打球が直撃した安積はその場で倒れ込んだ。けがが心配されたが、ベンチに下がらず続投。続く3番森敬斗を空振り三振に打ち取り、追加点を許さなかった。続く三回も打球を受けた影響を感じさせない好投で三者凡退。四回は得点圏に走者を進められたものの、無失点で抑えた。

 大会第5日第1試合では明石商業(兵庫県)が国士舘(東京都)を7―1で下して2回戦に進出。先発の中森俊介が1失点完投の活躍を見せた。第2試合は初出場の大分が松山聖陵(愛媛県)を4―1で破った。大分は春夏を通じて甲子園大会初勝利。