【機内食ルポ】デトロイト〜成田「デルタ航空」エコノミーは、ミシュラン二つ星の和食

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デトロイト〜成田間 デルタ航空

日本へ一時帰国するのに、米ニューヨークからデトロイト経由で成田へ。搭乗してはじめに配られるスナックは、チップスとビスケットの甘辛両方配られました。太っ腹ですね。ドリンクは、キリンの一番搾りをチョイス。アメリカのビールは、どうも味も濃さも薄いのです。日本のビールがあるなら、日本のビールを選びますね。

デトロイト〜成田間 デルタ航空 ディナーメニュー

さて、ディナーメニューを見てみましょう。何があるでしょうか。

ディナーのメインディッシュは、洋食(チキン)かパスタか和食の3種類があります。3種類ある中から選べるのは嬉しいですね。従来の「ビーフ」か「チキン(あるいは魚)」から進化しています。

デトロイト〜成田間 デルタ航空 ドリンクメニュー

ドリンクメニューをご紹介すると、日本産を含むビール、ワインの赤白の他に、スパークリングワインやハードリカー、日本酒。ドリンクメニューが、かなり充実しています。お料理に合うお酒を選ぶのが、楽しくなりますね。アルコール以外には、スタバのコーヒーがあります。機内のコーヒーは薄くてイマイチの印象がありますが、スタバのコーヒーなら期待できそうですよ。

デトロイト〜成田間 デルタ航空 和食ディナー 鮭の山椒照り焼き

13時間もの長い搭乗時間なので、3種類のディナーメニューから胃もたれしない和食をチョイス。デトロイト発の機内食での和食は、どうでしょうか。

トレイが置かれたのを覗き込むと、良い感じ。チョイスした和食のメニューは、「鮭の山椒照り焼き、ライス添え」。サイドは共通で、エビとパイナップルのレモングラス ガーリックヌードル、グリーンサラダ、パン、デザート。

正直、米系エアラインの機内食は期待していなかったので意表を突かれました。しかもアメリカ発の和食でこのレベル。日系エアラインは日本発の機内食は良いのですが、アメリカ発の機内食になるとガクッと下がります。デルタ航空の和食、なかなかレベルが上がってますよ。デザートは、チョコレートファッジブラウニー。パスタの海老は大きめでブリプリ、サラダの野菜もフレッシュでした。

ドリンクは、魚に合わせて、白ワインにしました。

デトロイト〜成田間 デルタ航空 朝食メニュー

さて、到着前の朝食です。朝食メニューを眺めると、スクランブルエッグと和食の2種類。ディナーの和食が良かったので、朝食も和食をチョイス。

デトロイト〜成田間 デルタ航空 和食朝食 帆立の炊き込み御飯

和食の朝食がきました。朝から「帆立の炊き込み御飯」ってご馳走ですね。ゴージャスにも、帆立の身がゴロゴロ。帆立の出汁がしみた、薄味のごはん。これは、エコノミークラスのベスト和食かもしれないと思うほどの美味しさ。サイドは、パン、フルーツ、ハーシーのチョコレート。デルタ航空、頑張ってますよ。日系エアラインに負けてません。

エコノミーで、ミシュラン二つ星の和食!

(C) PR TIMES 「一汁二菜うえの」上野法男シェフ

デルタ航空のあまりのレベルアップぶりに驚き調べてみると、和食のメインディッシュは、ミシュラン二つ星の和食店「一汁二菜うえの」上野法男シェフ監修。エコノミークラスで、ミシュラン二つ星。道理で、美味しいはずです。

「デルタ航空では、日本人向けのサービスの強化に努めており、機内食の質の向上もその一環です。ミシュランの二つ星を獲得した上野シェフが監修した和食メニューは、すべてのお客様に喜んでいただけると確信しています。」

デルタ航空日本支社長の森本大(もりもと まさる)氏談

今回は米デトロイト発の機内食でした。メニューによると、上野法男シェフ考案のメニューは「Oishi Restaurant」で製造しているそうです。アメリカ発で、美味しい和食。デルタ航空、やってくれました。

日系エアラインのメニューと見比べてみたい人は、以下の記事も要チェックです!

『【機内食ルポ】羽田〜ニューヨーク「ANA」和食の人気No.1メニュー登場』

『【機内食ルポ】 羽田〜ニューヨーク「JAL」エコノミークラスは「空の上のレストラン」』

[All photos by Director K.A]

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