稲垣吾郎が“今伝えたいこと”を朗読で告白。「ゴロウ・デラックス」が放送8年で幕

TBS系の読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」(木曜深夜0:58)が3月28日放送で最終回を迎える。ラストでは、8年間にわたりMCを務めた稲垣吾郎が“今伝えたいこと”を番組ならではの“朗読”形式で語る。

同番組は、稲垣と同局の外山惠理アナウンサーのMCで世の中で出版されているさまざまなジャンルの本から1冊を“課題図書”として取り上げ、ゲストと共にその内容についてトークを繰り広げるバラエティー。2011年4月にスタートし、これまでに延べ321人のゲストを迎えてきた。

最終回ではラストを飾る322人目のゲストとして、めったにテレビ番組に出演しないことで知られるノンフィクション作家の沢木耕太郎氏が登場。沢木氏の新刊エッセー集「銀河を渡る-全エッセイ-」を課題図書に、沢木氏の作家としてのスタンスや作品へのプロセスなどを聞く予定だったが、トークが始まると、MCとゲストの立場が逆転したかのように沢木氏が稲垣を質問攻めにする。

ノンフィクション作家・沢木氏のインタビュー術によって、普段は語らない稲垣の本音が引き出されるほか、沢木氏自身がノンフィクションを書くに当たって大事にしていること、インタビュー取材の向き合い方などを告白。さらに、名優・高倉健や昭和の歌姫・美空ひばりら大物とのエピソードも明らかにされるのが見どころになる。

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