日ハム田中賢、現役最終年もピンクリボンプロジェクトを継続

日本ハム・田中賢介【写真:荒川祐史】

1安打につき1名のマンモグラフィー検診料を寄付

 日本ハムは27日、田中賢介内野手による「ピンクリボンプロジェクト」の2019年実施内容が決定したことを発表した。

 このプロジェクトは田中がピンクカラーの野球用具を身に着け、本人のイメージカラーとして定着したことをきっかけに2008年に活動がスタート。昨シーズンの82名分を加え、これまで合計2839名分のマンモグラフィー検診料の寄付に貢献している。

 乳がんの早期発見、早期治療の大切さを伝えるピンクリボン活動の啓蒙に協力したいと、今季も1安打につき1名の検診料をシーズン終了後に「ピンクリボン in SAPPORO」を通じて、公益財団法人北海道対がん協会へ寄付する。

 田中賢は球団を通じ、「今シーズンで『ピンクリボンプロジェクト』に取り組み10年目を迎え、これまで同様に微力ではありますが貢献させていただけることにプロ野球選手として喜びと誇りを感じています。今シーズン限りでの現役引退を決めておりますが、若い選手とともに切磋琢磨し、チームの勝利のため、そしてこの企画のために、一本一本ヒットを積み重ねていきたいと思います。ファンの皆様がいつまでも健康でファイターズの応援を続けられることを願うとともに、今シーズンも全力でプレーすることをお約束いたします!」とコメントした。(Full-Count編集部)

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