福島第1原発の処理水、移送完了

漏えい可能性低い溶接型タンクへ

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福島第1原発のフランジ型タンク=2015年9月

 東京電力は27日、福島第1原発の汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化処理した後の水について、「フランジ型」と呼ばれる旧式のタンクから溶接型タンクへの移送を完了したと発表した。

 第1原発ではこれまで、汚染水などを保管するためフランジ型タンク334基が使用されたが、漏えいが相次ぎ、2013年からは漏えいの可能性が低い溶接型タンクへの切り替えを進めていた。ALPS処理水は23基で保管されていた。

 フランジ型は12基がまだ使用されているが、中身は原子炉の冷却に再利用している水で、こちらは今年5月をめどに溶接型に移送する。