アーセン・ヴェンゲル氏が退任し、ウナイ・エメリ新体制となったアーセナル。
ここでは、『sportskeeda』による「ヴェンゲルが獲得した選手で、エメリ監督のもとで輝いている3人」を見てみよう。
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アレクサンドル・ラカゼット
リヨン時代、リーグアンで最高のストライカーのひとりと評価されていたラカゼット。そのハイパフォーマンスによって、5300万ユーロ(現レートで67億円)という破格の移籍金でヴェンゲルが獲得するに至った。
デビューシーズンで14ゴールとまともな成績を残したが、エメリ監督のもとでより成長。ピエール・オーバメヤングとの脅威的なパートナーシップを形成している。
得点力を維持しつつ、連携プレーも改善。昨季以上のスタッツを残すことは間違いないだろう。
ピエール・オーバメヤング
彼が所属チームのために得点を止めたことはない。ヴェンゲルが6380万ユーロ(80億円)で獲得したのは正しかったのだろう。
29歳のオーバメヤングは実績あるゴールスコアラーであり、プレミアリーグで即座にヒットしたことは否定できないはずだ。
ストライカーとしてもウィングとしてもいいプレーができる。サイドの選手起用に苦心しているエメリ監督にとって、彼のバーサタリティ性は相当に大きい。
ここ最近はやや一貫性を欠いているが、それでもそのゴールハンターぶりは健在だ。
グラニット・ジャカ
低調だった昨シーズンの戦犯のひとりとして、ジャカを批判する声は多かった。だが、今季は飛躍的な成長を見せている。いまだに自制の面で問題を抱えてはいるが。
ELや宿敵マンチェスター・ユナイテッド戦でも最高のプレーを披露してみせた。重要なゴールだけでなく、多くのキーパスも提供している。
彼はまだピークに達しておらず、アーセナルは今以上の活躍を期待できるはずだ。