日産 デイズがフルモデルチェンジ! 軽自動車初のプロパイロット装備グレードも
2002年から本格的に軽自動車市場に参入した日産(それまでは電気自動車のハイパーミニを試作車的に販売したのみだった)。当時は他メーカーからOEM供給を受けたモデルを販売するのみだったが、2011年に三菱と5割ずつ出資した合弁会社である株式会社NMKVを設立。2013年に誕生したのが、初代デイズ/ekワゴンだった。
そして今回、6年の歳月を経て新たな日産の重要基幹車種としてフルモデルチェンジを果たしたのが、新型デイズというわけである。
新型デイズは日産が推し進める「ニッサンインテリジェントモビリティ」を具現化したモデルとして、「自動運転化」「電動化」「つながるクルマ」という3つの柱を搭載している点が従来型とは大きく異なる点と言えるだろう。詳細は別項でお伝えするが、軽自動車では初となるプロパイロットの搭載などトピックは満載となっている。
さらにプラットフォームからエンジン、ミッションといったパワートレインに至るまで、全てが新開発となっており、名実ともに新型車となったデイズ。気になる詳細について解説していこう。
価格は127万3320円から、プロパイロット付きは156万7080円から
新型デイズのグレードは、先代と同じくベースグレードとハイウェイスターの2種類が用意される。基準車は従来型にあったロアグレードの「J」が廃止され、「S」(127万3320円)と「X」(132万5160円)の2グレード展開。
一方のハイウェイスターも、ノンターボの「ハイウェイスターX」(146万9880円)とターボの「ハイウェイスターG ターボ」(154万9800円)の2グレードとシンプルな構成となっている。
プロパイロットはハイウェイスターシリーズにのみオプション設定があり、当初はセレナにも設定されていたお買い得な「プロパイロットエディション」が9万7200円高で用意される。
また全グレードで4WDも用意され、こちらは寒冷地仕様が標準装備となり、13万1760円高となる。
※いずれも消費税込み