統合の十八銀 上場廃止 長崎県内 東証届け出ゼロに

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 東証1部上場の十八銀行(長崎市)が27日、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)との経営統合に伴い、上場廃止となった。これにより長崎県は全都道府県で唯一、上場企業がない県になった。
 十八銀は4月1日、東証1部上場のFFGと株式交換によって統合し、完全子会社となる。東証によると、十八銀の取引最終日となった26日の終値は2743円。現在、県内自治体を本社所在地として東証に届け出ている企業はない。
 県内では過去に、親和銀行(佐世保市)と九州銀行(同)が統合による持ち株会社への移行を経てFFG傘下に入り、上場廃止となった例がある。東証1部上場の外食大手リンガーハットは、本社を東京に置いているが、登記上の本店はあえて創業地の長崎市にしている。
 一方、県内では株式上場を狙う動きが複数ある。このうちハウステンボス(佐世保市)の澤田秀雄社長は昨年12月、3年後の東証1部上場を目指すと表明。子会社と合わせて申請に向けた準備をしている。

十八銀行本店=長崎市銅座町

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