医師の残業上限、年1860時間

厚労省検討会が報告書

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 医師の働き方改革を議論する厚生労働省の有識者検討会は28日、2024年度から勤務医に適用される残業時間の上限規制の枠組みや、医師の負担軽減策などを盛り込んだ報告書をまとめた。残業規制では、地域医療を担う特定の医療機関や研修医らの上限を最大で「年1860時間」とした。

 報告書がまとめた上限は1カ月当たり約160時間で、過労死の労災認定基準を大きく上回ることから、労働組合や過労死遺族は強く反発している。今回の報告書を受け、厚労相の諮問機関の労働政策審議会が4月以降、上限規制の開始に必要な省令改正に向けた議論を進める。