気象庁は28日、向こう1か月の天候の見通しを発表した。北日本は寒気の影響を受けやすく、1週目（3/30～4/5）は気温が平年よりかなり低い見込み。東日本でも寒気の影響を受けやすいため、向こう1か月の気温は平年並みか低い予想となっている。なお、全国的に3月25日発表の3か月予報における「4月の予報」に比べ、寒気の影響を受けやすい見通しに変わったため、低温の可能性が大きくなった。
週ごとの予報によると、1週目（3/30～4/5）は全国的に気温が低く、特に寒気の影響を受けやすい北日本は顕著な低温となりそうだ。北・東・西日本日本海側は平年より曇りや雨（雪）の日が多い予想だが、西日本太平洋側と沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。
2週目（4/6～12）も北日本日本海側は寒気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。西日本太平洋側と沖縄・奄美は1週目と同様、低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。3～4週目（4/13～26）は、東・西日本、沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない予想。気温は、北日本がほぼ平年並みで、東日本は高温傾向。西日本と沖縄・奄美は、平年より高くなりそうだ。
