福井・大飯原発差し止め申請却下

大阪地裁、仮処分決定

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関西電力大飯原発3号機(奥)と4号機=2018年、福井県おおい町

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転を差し止めるよう、京都府南丹市の自営業男性が求めた仮処分で、大阪地裁は28日「原発が安全性を欠き、生命に重大な被害が生じる具体的な危険の存在が明らかになったとはいえない」として、申し立てを却下する決定をした。

 主な争点は、関電が策定した耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)の妥当性。決定理由で北川清裁判長は、震源断層面積の値が過小となることを回避するための方策を取っていたことなどから「基準地震動の策定方法が適切でなかったとまではいえない」と指摘した。

関西電力の大飯原発3、4号機の運転差し止め仮処分の申し立てが却下され、垂れ幕を掲げる男性=28日午後、大阪地裁前