マクラーレンF1のノリス「バーレーンは思い出のあるサーキット。開幕戦で学んだことを活かしたい」

 マクラーレンのルーキーであるランド・ノリスは、開幕戦オーストラリアGPで経験したF1の厳しい試練から複数の教訓を得た。彼はそれを今週末のバーレーンGPで大いに活かすつもりだ。

 19歳のノリスはオーストラリアGPでのデビュー戦を立派に戦った。予選では素晴らしいパフォーマンスを見せて8番手につけ、決勝レースを12位でフィニッシュしたが、レースの大半をトラフィックとの戦いに費やすことになった。

「メルボルンは僕にとって複雑な週末だった。予選はうまくいき、自分のパフォーマンスに満足していたけれど、日曜日は自分が思っていたようにはいかなかった」とノリスはバーレーンGPのプレビューで語った。

「僕たちはポイント獲得のチャンスを上手く活かすことはできなかった。でもグランプリデビューは素晴らしい経験だったよ。多くを学ぶことができたし、初めて完全なレース距離を戦えてよかった」

 ノリスはオーストラリアGPで得たすべての教訓をバーレーンGPに持ち込んで活かすつもりだ。彼は2018年に同地で開催されたFIA-F2世界選手権の開幕戦で優勝しており、コースを熟知している。

「バーレーンGPの準備に向けた自分のアプローチのなかに、メルボルンで学んだことを取り入れて活かせることを楽しみにしている」

「(バーレーンは)良い思い出のあるサーキットだ。昨年F2でポールポジションを獲得して、レースでは優勝しているからね。それに初めてのナイトレースに興奮しているよ!」

2018年FIA F2開幕戦バーレーン レース1 ランド・ノリス(カーリン)

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