動画配信サービス・dTVは、3月26日に東京・渋谷ヒカリエホールにて、「ハピチャン好評記念！ ハッピーメガ盛りdTVプレミアムイベント」を開催。配信中の人気ドラマ「花にけだもの～Second Season～」（土曜更新）に出演する杉野遥亮、松尾太陽、甲斐翔真が登壇した。
本作は、YouTube再生回数490万回を越え、SNSを中心に話題となったdTV×FOD共同制作のドラマ「花にけだもの」の続編。前作から2年半がたち、高校卒業を控えた、主人公の久実、豹、千隼、竜生、カンナの5人が、恋や卒業後の進路に迷いながら未来に向けて歩みだしていく完全オリジナルストーリーだ。出演は、前作に引き続き、中村ゆりか、杉野、松尾、甲斐、入山杏奈に加え、新キャストとして青柳翔、篠田麻里子、稲葉友も参戦。また、人気ダンスボーカルユニット・Da-iCEが担当する主題歌「一生のお願い」が、登場人物の恋模様を盛り上げている。
イベントの冒頭、会場に3人が登場すると、観客からは大歓声が起こった。そして、一緒に登壇したゲッターズ飯田による占いのコーナーがスタート。まずは杉野が、「今年の仕事で良い出会いがあるかどうか」を聞くと、飯田は「今年から来年の春にかけて仕事運が絶好調。今後につながる大きな転機になる仕事が入ったり、これまで仕事をした人からもオファーが来るはず」と予想。ただ、「杉野くんは根が適当なので…」と落とすと、杉野も「思い当たる節はあります」と答え、笑いを誘った。続けて、松尾の相談事も同じく仕事について。これに対して飯田は「これまで全くやったことのない役のオファーが来るはず。向上心、野心、パワーがある。予想もしないところ、例えば海外からオファーもあるかも」と回答。松尾は「自分でもびっくりしてるんですけど…」と驚くも、「確かに、今後は違う役にも挑戦してみたいと思っていました。頑張ろうと思います」と付け加えた。最後に甲斐は、「人生において、今から始めておいた方がいいこと」を相談。飯田が「甲斐くんは浪費癖が激しい。ちゃんと貯金しておいた方がいい」とアドバイスすると、苦笑いを見せた。
続けて、ドラマについてクロストークのコーナーへ。まず、続編決定について杉野は「前回、SNSなどでの盛り上がりも感じていました。出演した作品を多くの方が愛してくださることがうれしかったです」と喜びを表現。また、「久々にみんなと会いましたが、全員成長しているところがありました。僕も久しぶりにみんなに会えて、成長したところを見せたいと思っています」と明かし、「現場では俯瞰（ふかん）して全体を見られるようになれば」と座長としての意気込みを見せた。
松尾は前作から半年後の撮影だったことに触れ、「久しぶりの現場で、感覚を忘れてしまっているかもと心配していましたが、良い意味で現場は変わっていなかったので、気を使うこともなく、スムーズに撮影に集中できました」と振り返った。
そして、ドラマのファンの反応について聞かれた甲斐は、「本当にたくさんの人に愛してもらえる作品になって、やりがいもあったし、今回セカンドシーズンへつなげることもできた。作品を愛してくださった皆さんへ今回のドラマを通じて感謝の気持ちを届けたいです」と笑顔を見せた。
その後、イベントのテーマに合わせ、「何をしている時が一番幸せ？」という質問に及ぶと、松尾は「なんともないことで笑えることが一番幸せですね。例えば、友達と話していて本当にくだらないことで笑っている時とか…」と返答すると、杉野がすかさず「太陽っぽい」とポツリ。次に杉野は「リアルなことを言うと、ピスタチオをつまみにビールを飲んでる時（笑）。1日の終わりに、自分へのご褒美みたいな…」と明かし、松尾からは「おじさん」とツッコミが入った。そして最後に甲斐が「こうやって、僕たちに会いに来てくれるファンの方々がいることが幸せです！」と口にすると、観客からは大歓声が。それを聞いた杉野は「あ、ずるい！」と大慌てで反応し、松尾は「僕たちも思ってますよ！」と投げ掛けた。
最後に、「けだもの男子から“胸キュンプレゼント”」と題して、会場の観客へドラマの中の“胸キュン”ならぬ、“けだキュン”なセリフを生披露することに。まず初めに日吉竜生役の甲斐。会場の一人一人を見つめるように見渡しながら、水族館の大水槽の前で、思いを寄せるカンナへ告白するシーンを再現し、「いつも君だけのことを考えてる。そんな男がいるってことを、知ってて」と語りかけ、観客からは悲鳴に近い歓声が上がった。続けて和泉千隼役の松尾は、久実が海へ投げてしまったアクセサリーを探し出した時のセリフ「お前が好きだ。奇跡をやるよ」を披露。しかしセリフを言った直後、松尾は「普段こんなことは言わないから…」と照れくさそうに急いで席へ戻っていった。最後に杉野は、柿木園豹になりきり、「俺から離れんなよ…」と優しく言い放つと、不敵な笑みをニヤリ。このセリフを選んだ理由を聞かれると、「続編が始まったので、『お待たせ』にしようかと思ったんですが、伝わらないかなと思って、セリフを今のものに変えてみました」と答えると、会場からは拍手と歓声が沸き起こった。
