ボールは蹴るけどそっちの競技!? ケインが驚愕の将来設計を語る

将来的なNFLでのプレイ願望を明かしたケイン photo/Getty Images

イングランドのストライカーが将来蹴っているのは楕円形のボールかもしれない。トッテナムに所属するFWハリー・ケインはこれまでの現役生活で公式戦191得点を挙げており、プレミアを代表するストライカーとしてその地位を確立している。サッカー界において素晴らしい実績を誇るケインだが、そんな彼には驚きの将来設計があるという。

米『ESPN』によると、ケインは将来アメリカンフットボール選手としてナショナル・フットボール・リーグ(NFL)でキッカーとしてプレイする願望があるとのことだ。同メディアのインタビューに応じた彼は次のように語っている。

「(NFLでプレイしたいというのは)本当だよ。10年から12年の間には絶対に挑戦したいね。ぼくは(スマホの)ゲームでさえ、世界最高になれるか考えているんだ。もしプレミアリーグとW杯、そしてNFLでプレイした人間がいたなら、その人は今までで最も偉大なスポーツ選手の1人だと考えられるよね」

2016年には、当時レスター所属のDFクリスティアン・フクスが同様の転身願望を明かしたことがある。さらには、ケインと同じくトッテナムに所属したFWクライヴ・アレンがサッカー選手のキャリアを終えた後に、アメフト選手としてNFLヨーロッパでプレイしている。同じ夢を持っている仲間が存在するうえ、実際に転身した人物がいるというのは、ケインにとって非常に心強いことだろう。

ケインはキッカーを希望しているとのことだが、たしかにそのポジションならサッカーのスキルを大いに活かすことができるかもしれない。ボールを枠内に蹴る仕事という意味で、ストライカーのケインにとってはうってつけの仕事といえる。はたして、将来ケインはその言葉通り“最も偉大なスポーツ選手”の仲間入りを果たすことはできるのだろうか。

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