『AFP』は27日、「元ドイツ代表DFマッツ・フメルスは、戦力外通告を受けたことを怒っていないと話した」と報じた。
先日ドイツ代表監督のヨアヒム・レーフ氏はマッツ・フメルス、ジェローム・ボアテング、トーマス・ミュラーの3名を今後招集しないと宣言。戦力外通告という厳しい決断を下した。
当初その処遇に不満を述べていたフメルスであるが、もはやそれを気にしてはいないようだ。彼は『Bild』に対して以下のように明かしたという。
マッツ・フメルス 「僕も他の人が満足できないようなことをするものだからね。こちらに影響を与えるような誰かの決断に憤慨することはない。
ヨアヒム・レーフ監督にとっては、我々に完璧な形でそれを伝える方法を見出すのは不可能だったと思うよ。
おそらくそれは難しいことだ。何の議論も巻き起こすことのない適切な方法を見つけることはね」
「いくらか冷遇されているなとは感じたよ。トーマス(ミュラー)、ジェローム(ボアテング)と僕は、もう少し評価されてもいいのではないかと思った。
しかし、ドイツの代表選手としてプレーしてきたこの8年間は非常に素晴らしいものだったよ」
「残念だったのは、昨年行われたロシアW杯の韓国戦だ」
「僕は再三あの瞬間について友人と議論したよ。あのシュートが入るか入らないかは巨大な影響を持っていた。それはワールドカップの結果だけではなく、今起こっていること(戦力外通告)に対してもだ。
もしあそこで得点を決められていれば、ドイツは決勝トーナメントに進むことができただろう。そして多くのことが変わっていたはずだ」
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「もう、ドイツ代表選手としてプレーしていたマッツ・フメルスはいない。僕の頭の中では、脇に置いておくつもりだ。これからのためにね」