代表監督は何をやっても間違いと言われる…中国のカンナヴァーロ氏がボソリ

『Reuters』は27日、「中国代表監督のファビオ・カンナヴァーロ氏は、自身の去就について話した」と報じた。

今回のインターナショナルマッチデーで中国代表はチャイナ・カップという自国のフレンドリートーナメントに出場した。

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しかし初戦でタイに敗北してしまい、3位決定戦に回る。さらにそこでもウズベキスタンを相手に0-1で屈し、ファビオ・カンナヴァーロ代表監督の船出はアジア相手に2連敗となっている。

この2試合のみの契約であることが明かされているカンナヴァーロ監督は、今後の去就について以下のように話したという。

ファビオ・カンナヴァーロ 「私は決断を急がない。話し合うべきことがたくさんある。サッカー協会とも、クラブともね。

我々はこれまでも話してきたが、急いではいない。なぜなら、(代表を指揮するならば)クラブの仕事から離れる必要が出てくるからだ。

協会の担当者は我々の試合を見ていたし、彼らが選ぶ権利を持っている。しかし、我々は何も合意はしていないんだ。

大きなチャレンジになる。課題は大きければ大きいほど影響力を増すものだ」

「多くの人々がそれぞれの見解を持っている。どのようにスタメンを起用するか。大きな変化を加えるべきなのかどうか。

個人的には、もし必要とされればこのまま残るだろうが、物事は1~2日の間にすべてを決められるわけではない。

確信できることが一つある。代表チームの監督を務める場合、自分がやっていることは常に全て間違っていると思われるのだ。

この仕事には絶大なプレッシャーがある。もし北京国安の選手が3人いれば、上海はうろたえる。深センの選手が3人いれば、広州がうろたえるだろう。

何をやろうが、様々な意見が出される。これは中国だけではなくほとんどの場所で共通することだ。

したがって、この種の仕事では決断を下すのに時間がかかるものだ。作業量は膨大なものだ。しかし私はそれを恐れることはない。

だが、我々全員が腰を据えて話し合う必要がある。中国代表の監督になることは大きな責任を伴う。ここではサッカーが大きな意味を持ち、最も注目を集める。

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真剣に考える。しかし、この役割にふさわしいだけのいい方法が見つからない場合は、広州恒大に専念し、それに全力を尽くしたい」

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