ムロツヨシがドラマ24「Iターン」主演! サラリーマンとヤクザ地獄の二重生活に!!

テレビ東京系で7月期に放送するドラマ24(金曜深夜0:12)は、福澤徹三氏原作の「Iターン」に決まった(開始日未定)。主演は、これまで「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ、多数のドラマ24作品に出演してきたムロツヨシが務める。物語は、広告代理店に勤める営業マン・狛江光雄(ムロ)が、ヤクザが行き交う“修羅の街”にある小さな支社に異動を命じられるところから始まる。対立する二大ヤクザににらまれ、個性の強い2人の組長の間で究極の選択を迫られる中年サラリーマンの姿を描く。

“なじみの”と言ってもいいドラマ24の主演を務めることとなったムロは「僕の初めての連続ドラマのレギュラーは、ドラマ24が始まって2作目の『2ndハウス』でした。そこから『Xenos』があって『勇者ヨシヒコ』シリーズがあって、その途中に『アオイホノオ』にも出演させていただいて。いろいろ経験させてもらった場所で、主演として呼んでもらえたことが歴史がある感じがしてうれしいです。ドラマ24と信頼関係を築いて、やっと今ここで真ん中に立たせてもらうということがありがたいです」と感無量の様子。

ヤクザに翻弄(ほんろう)されるサラリーマンという役どころについては「30代前半の頃は“やられる”役が多かったですが、最近は“やられる”よりも、コメディーで人に笑ってもらえる役が多かったので、自分の中に潜んでいるMの心が久々に出てきました。僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを全面に出した方がいいなと思って演じています。あと、監督からは、『サラリーマンは決して楽ではないけど、かわいそうではない』というのを出したいと言われました。役ではありますが、一サラリーマンとして、そして家族を持った1人の男として、それを背負って演じたいなというのは一番大事にしています」とコメントした。

さらに、「すごいバランスのキャストが集まった」と言うムロは、「僕が憧れていた俳優さん、嫉妬するくらいいいお芝居をするなぁと思っていた俳優さんたちと、なかなかこういう関係性と役で『会話』ができることはないので、その会話を楽しみにしていただきたいです。また、これからどんどんドラマや映画で見ていくであろう俳優さんたちも多く出ていますので、ぜひそこは注目してほしいと思います」とアピールした。

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