『Gazzetta dello Sport』は27日、ベンフィカのディレクターを務める元ポルトガル代表MFマヌエル・ルイ・コスタのインタビューを掲載した。
かつてサン・シーロで長くプレーしたルイ・コスタ氏。今回明かしたところによれば、今冬ミランへと移籍したブラジル人MFパケタの獲得に向けて動いていたという。
彼は古巣ミランに加入したパケタとクシシュトフ・ピョンテクについて以下のように話し、二人のプレーを称賛したとのこと。
マヌエル・ルイ・コスタ 「私はブラジルでパケタを追っていたよ。仕事だからね。私は彼のことをよく知っている。素晴らしいクオリティを持っているよ。
彼をベンフィカに連れて行きたかったが、契約することはできなかった。ポルトガルのクラブにとってはあまりにも高額すぎてね。
パケタのクオリティ、そしてその若さ。イタリアのような難しいリーグで成長するためのものを持っている。
彼はスターになるべき存在だ。カカは10番だったが、パケタも同じパワーを持っている。そんな10番はあまり見られないし、二度と出てこないかもしれない。
カカはカカだし、パケタはパケタだ。センターハーフでプレーしているのも見たことがある。技術的にはとても素晴らしい。宝石のような左足だ」
「ピョンテクについてはパケタより知らないが、彼が偉大なストライカーであるのは言うまでもないね。
彼の適応力には驚かされたよ。ジェノアでは数ヶ月いただけで多くのゴールを決めてきた。
ユニークな歴史と大きなプレッシャーを持つミランというクラブに来たことは、彼にとっては複雑なものだよ。少なくとも時間が必要だと言うのは簡単だ。
しかしそうはならなかった。ミランにやってきて、重要な試合でもたくさんのゴールを決めている。
ずっとここにいたようだね。印象的だ。とはいえ、それでも彼と他の選手を比較することは無駄だね。
ピョンテクはシェフチェンコではないし、他の誰でもない。しかしミランの攻撃に関して様々な解決策をもたらしてきたよ」
「私は幸運だった。素晴らしいストライカーとともにプレーできた。そのような選手たちがいることは、落ち着きを与えてくれる。
シェフチェンコ、カカ、インザーギ。遅かれ早かれゴールを決めてくれる、試合を解決してくれるチームメイトがいると思えていた。
ピョンテクはシェフチェンコやインザーギではないが、ゴールを決めて試合を決められる選手だよ」