補強禁止を逃れれば?チェルシーが獲得するかもしれない5名のスター

『Sportskeeda』は25日、「今夏チェルシーが狙っていると言われる5名のスター選手」という記事を掲載した。

FIFAから補強禁止処分を言い渡されているチェルシー。控訴はしたものの制裁の停止は認められず、国際スポーツ仲裁裁判所に持ち込まれる可能性が高くなっている。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

審理が認められるとその間は処分が保留になるため、その場合チェルシーは駆け込みで補強を行っておかなければならなくなるはずだ。

もし補強禁止処分が保留になった場合、チェルシーが大金を投じて獲得すると言われている5名のターゲットとは?

イルビン・ロサーノ(PSV/メキシコ代表)

今年1月に『Daily Star』が伝えたところによれば、チェルシーはメキシコのスター選手であるイルビン・ロサーノを3600万ポンド(およそ52.22億円)で獲得しようとしているという。

パチューカから2017年にオランダへとやってきた若きアタッカーは、ロシアで行われたワールドカップで大活躍して名を上げたウインガーだ。

PSVで今季は15ゴール8アシストという傑出した結果を残している。スピードとテクニックを兼ね備えた危険なアタッカーである。

マウロ・イカルディ(インテル/アルゼンチン)

『TuttoMercatoWeb』は、チェルシーがインテルのエースFWマウロ・イカルディの獲得に動いていると伝えていた。

現在ユヴェントスからゴンサロ・イグアインを借りているが、まだ完全移籍に切り替えるかどうかについては不透明な状況だ。サッリ監督が解任されるという噂もある。

イカルディはすでにインテルとの関係が悪化していると言われており、給与の額を巡って対立しているとも。4300万ポンド(およそ62.38億円)程度で売却されるという噂まで流れている。

冬にやってきたイグアインは思ったほどの効果を見せておらず、その額で獲得できるならばイカルディはいい選択になるはずだ。

フェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ/イタリア代表)

昨年夏からマウリツィオ・サッリ監督が獲得を希望しているというイタリアの若き二世スター、フェデリコ・キエーザ。

21歳ながらすでにイタリア代表で11試合に出場しており、果てしないエネルギーとスピードをチームにもたらしてくれるウイングだ。サッリ監督が望むシステムには間違いなく合致するタレントである。

今季は28試合で6ゴール7アシストとそこそこの結果になっている。価値は4000万ポンド(およそ58.02億円)だと言われるが、メディアではおそらく5300万ポンド(およそ76.88億円)程度になるという試算も。

ニコロ・バレッラ(カリアリ/イタリア代表)

『Talksport』などの報道によれば、チェルシーは1月のマーケットでニコロ・バレッラを獲得に動いていたものの、オファーが拒否されてしまったという。

セスク・ファブレガスがモナコに去ってしまったことから代わりとなるボランチを探しており、そのターゲットとしてバレッラをリストアップ。しかし4400万ポンド(およそ63.83億円)という大きなオファーが「家族の問題」で断られたそうだ。

バレッラは22歳のセンターハーフで、昨年10月にイタリア代表にデビュー。一貫性あるプレーとコントロール能力が高く評価されている。

ジョルジーニョをどうサポートするかが問題となっているチェルシー。中盤ならオールラウンドにこなせるバレッラをパートナーとするならば…。

ルカ・ヨヴィッチ(アイントラハト・フランクフルト/セルビア代表)

チェルシーが4500万ユーロ(およそ57.8億円)でルカ・ヨヴィッチの獲得を狙っていると、『Bild』が2月に伝えていた。

アイントラハト・フランクフルトで長谷部誠とともにプレーしているヨヴィッチは、今季15ゴール6アシストを決めて大ブレイクを果たしている21歳のストライカーだ。

【関連記事】チェルシーが「ギリで取り逃した」11名のスター選手たち

彼をフランクフルトに貸し出しているベンフィカは高く売れるうちに現金化したいと考えており、今夏のマーケットでは動きがあるものと考えられている。

ヨヴィッチはセンターフォワードとして点を取れる一方、サイドでもプレーできる。他の選手に頼らなければならないタイプでもないので、獲得すれば確実に力となるだろう。

© 株式会社ファッションニュース通信社