りゅうぐうに人工の穴つくる実験

JAXA、地下の岩石採取へ

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探査機はやぶさ2が分離した衝突装置が、小惑星表面にクレーターをつくる場面の想像図(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月5日、探査機はやぶさ2が搭載する装置を使い、小惑星りゅうぐう表面に人工クレーターをつくる実験に挑む。大きな弾を撃ち込み、実際の天体衝突を再現してクレーターが形成される過程を調べるほか、小惑星の地下にあった岩石の採取を目指す世界初の試みだ。

 装置は「衝突装置」と呼ばれ、円筒形で底の部分に丸い銅の板をくっつけた構造。中に爆薬を詰めた円すい形の容器が入っている。りゅうぐう上空500メートルではやぶさ2から分離され、時限装置で40分後に爆発すると、勢いで加速された銅板が大きな弾へと変形しながらりゅうぐう表面に突入する。