広島4連覇に向け好発進、阪神延長11回サヨナラ…29日セ開幕どうなった?

DeNA・ラミレス監督、広島・緒方監督、阪神・矢野監督(左から)【写真:荒川祐史】

巨人の丸は古巣マツダで4打席連続三振

 セ・リーグは29日にペナントレースが開幕し全3試合が行われた。リーグ4連覇を狙う広島はエース・大瀬良の快投で白星発進。昨年最下位の屈辱を味わった阪神は延長11回サヨナラ勝ち、DeNAは投打が噛み合い開幕勝利を手にした。

 広島は巨人に5-0で勝利。自身初の開幕投手となった大瀬良が8回7安打、11奪三振無失点の快投で1勝目を挙げた。打線は3回に安部が右翼席へ1号ソロを放ち先制すると、8回には野間のタイムリー、会沢の2点適時打などで4点を追加し試合を決めた。巨人は広島を上回る8安打を放ったが丸が4打席連続三振に倒れるなど菅野を援護できなかった。

 阪神はベテラン鳥谷の一打が起点となり延長11回、2-1でサヨナラ勝ち。1-1のまま延長戦に突入すると延長11回に代打・鳥谷が右翼フェンス直撃の三塁打を放ち、1死三塁からヤクルト石山のワイルドピッチで試合が決着。ドラフト2位ルーキー・近本は6回にプロ初安打となるタイムリー三塁打を放った。

 DeNAは8-1で中日に勝利。0-0で迎えた7回に2死満塁から筒香が中前2点タイムリーを放ち先制。さらに8回も筒香が1号3ランを放つなど一挙6得点を奪いリードを広げた。先発の今永は8回5安打無失点、11奪三振の快投で今季初勝利を挙げた。(Full-Count編集部)

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