操縦講座や「スポーツ」練習場 杵築にドローン拠点【大分県】

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「ドローンに興味のある若者が集まり、定住も促せたら」と溝部公憲代表理事
ドローンサッカーのデモプレー=杵築市山香町久木野尾

 全国でドローンの普及を進める「日本ドローン協会」(溝部公憲代表理事)が、杵築市山香町久木野尾の旧上小学校の校舎跡を利用して操縦資格が取得できる専門講座を開設した。同協会は教育、防災・減災、エンターテインメントを中核としつつ、ドローンを使った企業誘致や子どもたちの学びの場の創出、地域振興も視野に活動する考えだ。

 講座では、操縦技法や安全運航管理などの技術者向け基礎講座の他、▽映画やテレビなどの映像コンテンツ制作を目的とした編集技術の専門プログラム▽子どもを対象にしたプログラミング教室―などを開く。

 また、市民目線にも立ち、防災・減災についての実証実験を大学と連携して実施。災害時の避難経路確保や被災者捜索など、ドローンならではの災害対策を構築し、地域にフィードバックする。

 ドローンを使ったレースやサッカーなど「スカイスポーツ」の練習場としても活用。4月6、7の両日には、オートバックスセブン(東京都)と協力し、JR大分駅前広場でドローンサッカーのデモプレーを予定している。

 溝部代表理事(57)は国東市出身。ドローンを安全に飛ばせる広さや住民の理解が得られる土地を探していたところ、杵築市の協力を得ることができ、1月に拠点を構えた。溝部代表理事は「全国からドローンに興味がある若者が集まり、市内への定住も促せたら」と話している。