Jリーグで最もアレが“上手い”かも?見逃したくない「今週の5名」

世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。

第7回目の今回は、現在のJリーグでもしかすると「最も上手い」かもしれない選手が登場するぞ。

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クリストフェル・ジュリアン(フランス)

所属クラブ:トゥールーズ(フランス)

今週末にPSGとの試合を戦うトゥールーズ。サポーターグループが応援をボイコットするのではないかとかいろいろ言われているが、注目の試合であることに変わりはない。

日本では昌子源がピックアップされるが、トゥールーズの守備で圧倒的に重要なのはもうひとりのCBジュリアンだ。圧倒的な身体能力と思い切りの良さを持つ彼は、『Whoscored』のレーティングで平均6.82と高得点をマークしており、守備の要といえる。

パワーとスピードに優れる選手に苦戦する昌子源を助けるため、PSGの強烈攻撃陣をジュリアンがどれだけ潰せるか。いや彼はそこまで昌子のことは考えていないだろうが…。(編集部K)

エミリオ・エンスエ(赤道ギニア)

所属クラブ:APOELニコシア(キプロス)

今週サウジアラビアと親善試合を戦ったものの3-2と惜敗した赤道ギニア代表。だがPKで2得点をあげて一矢報いたのがエンスエだ。

スペインのマジョルカ島で生まれスペインU-16~U-21代表歴を持つ29歳は、一度は断ったものの2013年に父の母国である赤道ギニアの代表チームを選択した。

これまでに、マジョルカ、ソシエダ、ミドルズブラなどでプレー経験があるため知っている読者も多いだろう。マジョルカでは家長昭博と同僚であった。

元々はFWではあるが余り得点を取るタイプではなくチャンスメイクに長け、サイドバック、ウィングなど多様なポジションをこなせる。そのために現在では右サイドバックとなっている。(編集部Q)

ホセ・サン(アルゼンチン)

所属クラブ:ラヌース(アルゼンチン)

社会にはある限られた環境や条件において異常なほど能力を発揮する人がいるものだが、サンはまさにそんなストライカーだ。

今年39歳になる大ベテランはこれまでUAE、スペイン、メキシコ、コロンビアと4か国でプレーし、アルゼンチン代表で2試合に出場した経歴を持つ。

古典的な点取り屋であり、チームによっては成績が安定しなかった。しかしラヌースでは全く別人になる選手で、今年、チームに三度目の加入を果たすと、以来8試合6ゴールと大暴れしている。

クラブで記録した得点数は110を超え、ルイス・アリエタという選手が1930~40年代に樹立したクラブレコード(120)の更新も見えてきた。(編集部H)

ジブリル・シセ(フランス)

先日、アンフィールドで行われたリヴァプール対ミランのレジェンドチャリティマッチ。錚々たるメンバーが集結した豪華な一戦では、元フランス代表FWジブリル・シセもゴールを決めた(1:11:36~)。

この試合で彼が履いていたのは、こんなスパイクだった。

これは、アディダスのACE 16.1をカスタムしたものだ。

既に引退してしまったが、現役時代から個性的なファッションセンスでも知られていたシセ。普通ではないリヴァプール仕様の特注スパイクを用意していたそう。さすが!(編集部I)

高木 駿(日本)

所属クラブ:大分トリニータ(日本)

J1で今もっとも熱い視線を集めている日本人GKは、日本代表の東口順昭やシュミット・ダニエルではなく、この選手ではないだろうか。

高木駿は現在3位の大分トリニータをけん引する29歳。2012年に明治大学から川崎フロンターレへ加入し、その後ジェフユナイテッド千葉を経て、2017年から大分でプレーしている。

大分へ来るまではどちらかというと瞬発力と反応の鋭さで「守備」に強みを見せる選手だったが、大分でビルドアップ能力が大きく向上。左足から放たれる長短の効果的なパスは、片野坂知宏監督の攻撃サッカーにおいて大きな武器となっている。

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その貢献度は、「和製エデルソン」と評されるほど。3月30日(土)19時から行われるサンフレッチェ広島との上位対決でもぜひ注目してほしい。(編集部O)

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