カージナルス期待の新戦力ゴールドシュミットが3本塁打

【カージナルス9-5ブリュワーズ】@ミラー・パーク

カージナルスは4年ぶりのポストシーズン進出に向けた「切り札」として獲得した新戦力スラッガーの活躍でブリュワーズを破り、今季初勝利をマークした。オフシーズンに若手3選手を放出してダイヤモンドバックスから獲得したポール・ゴールドシュミット。このスラッガーが、初回に移籍後初アーチとなる先制の1号2ラン、6回表に勝ち越しの2号ソロ、7回表にダメ押しの3号2ランを放ち、3本塁打5打点の大暴れ。ゴールドシュミットの活躍に触発されたかのように、14安打8得点と打線が活発に機能したカージナルスが9対5で勝利を収めた。

カージナルスでの2試合目で1試合3本塁打の大活躍を見せたゴールドシュミット。移籍した選手が新天地での2試合目までに1試合3本塁打を記録するのは、メジャーリーグ史上初の快挙となった。また、カージナルスの選手が1試合で4安打、3本塁打、5打点をマークするのは、スタン・ミュージアル、アルバート・プーホルス、マット・カーペンターに次いで球団史上4人目。さらに、1試合で初速度104.9マイル以上の打球を5本放つのは、Statcastの計測が始まった2015年以降、マット・オルソン(アスレチックス)に次いで史上2人目だった。打線の核となるスラッガーを欠くシーズンが続いていたカージナルス。しかし、どうやらもうその心配をする必要はなさそうだ。

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