今夏の移籍市場で退団が噂されるASローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコは、今季残りはUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得のためチーム一丸となって戦うと主張した。
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今月初めに成績不振によりエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任し、新たにクラウディオ・ラニエリ氏を招聘したローマ。就任1試合目のエンポリ戦こそ勝利したものの、続くセリエA第28節SPAL戦では1-2で敗戦を喫してしまった。試合後のロッカールームでゼコとイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが口論になるなどチーム再建に向けて苦戦している。それでも、インターナショナルマッチウィーク明けにゼコは「私が間違っていた。今は団結して順位を上げていこう」と謝罪と共に決意を表明した。
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33歳のゼコには今夏の移籍市場でインテルなど複数のクラブが関心を示しており、ウエストハム・ユナイテッドはローマに1000万ユーロ（約12億円）のオファーを提示。ローマは2000万ユーロ（約24億円）の移籍金を求め一度は拒否したものの、契約が2020年夏で満了となるため、要求額を下げる可能性がある。
