そびえる雪の壁 大自然満喫/八甲田ウォークに家族連れら630人

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両側にそびえる雪壁を見上げながら歩く八甲田ウォークの参加者=30日午前

 観光ルートの八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)開通を前に、「八甲田“雪の回廊と温泉”ウォーク」が30日、2日間の日程で始まった。初日は青森県内外から家族連れやグループら約630人が参加。両側に雪壁がそびえる約8キロの道のりを歩き、春の近づく八甲田の大自然を満喫していた。

 ゴールドラインの青森市酸ケ湯-十和田市谷地間は今月28日、除雪を終えて貫通。主催の実行委員会によると、今年の雪の壁は高い所で約7.4メートルと平年並みだという。

 参加者は酸ケ湯側と谷地側からそれぞれ反対側のゴールを目指して出発。春を感じる穏やかな天候の中、雪壁の前で記念撮影したり、中間地点に設けられた北八甲田や南八甲田が一望できる展望台で景色を楽しんだりしながら、思い思いのペースで進んだ。

 十和田市から家族で来ていていた金渕日菜子さん(9)、瑛士君(6)きょうだいは昨秋東京から引っ越してきたばかり。初めての雪深い八甲田に「壁の高さにびっくりした」(日菜子さん)、「雪の壁が地層みたい」(瑛士君)とそれぞれ笑顔で話していた。

 同ルートは4月1日から一般車両が通行できる。