啓新、反撃も智弁和歌山に敗れる

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選抜高校野球大会2回戦・啓新―智弁和歌山、1回表に智弁和歌山の西川晋太郎(奧)に先制二塁打を許した啓新・安積航大=3月30日、甲子園

 選抜高校野球大会第8日は3月30日、甲子園球場で2回戦が行われ、福井県の啓新は智弁和歌山(和歌山県)に2-5で敗れ、8強進出を逃した。強打を誇る名門を相手に持ち前の粘り強さを発揮したが届かなかった。

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智弁和歌山 100 020 200…5 000 000 002…2 啓新

■智弁和歌山 池田陽佑―東妻純平 ■啓新 安積航大、浦松巧―穴水芳喜

 試合は雨の中始まり、啓新の先発安積航大は一回表、智弁和歌山の先頭打者・細川凌平をボテボテの投ゴロに打ち取ったが、処理に手間取り無死一塁。続く西川晋太郎に適時二塁打を許し、先制点を許した。雨脚が強まり二回終了時点で一時中断。約1時間50分後に再開となり、逆転を狙った。

 しかし啓新は五回、3本の単打で2死満塁とされ、9番打者の綾原創太の左前打で0-3とリードを広げられた。六回から登板した浦松巧は七回、2死一、三塁から細川凌平に走者一掃の適時三塁打を浴び0-5とされた。

 打線は相手先発の池田陽佑を攻めあぐねていたが九回に反撃。先頭の浦松が左前打で出塁すると、一死から幸鉢悠樹も左前打。続く穴水芳喜は四球を選び満塁のチャンスをつかむと、相手投手のけん制悪送球で1点をもぎ取った。さらに2死二、三塁から小野田渉冴が左前適時打を放ち2-5と3点差に詰め寄ったが、最後は力尽きた。