夜勤務の子育て支援 午後10時まで運営の保育園、JR仙台駅東口にあす開園

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スタッフと保護者、子どもたちが交流した開園式

 仙台市宮城野区榴岡のJR仙台駅東口に4月1日、午後10時まで子どもを預かる「アスイク保育園」が開園する。主に中高生を支援するNPO法人アスイク(仙台市)が運営し、乳幼児を抱える保護者の働きやすい環境づくりを支援する。

 同園は仙台駅から約400メートル離れた竹屋商店ビル1階にあり、床面積約170平方メートル。定員は生後8週から未就学児までの19人。日曜を除く午前9時~午後10時、保育士5人を含むスタッフ9人が保育に当たる。

 アスイクが東日本大震災を機に支援を続ける中高生は貧困を背景に引きこもるケースが多いという。関係者は幼少期から子育てを支え、離職する親を減らそうと夜勤務の職場が多い市中心部に着目した。

 30日にあった開園式に、利用者ら40人が参加。大橋雄介代表理事(38)が「親子が孤立する前に、地域みんなで子育てをサポートすることが大事。地域にとってかけがえのない園にしたい」と抱負を語った。

 生後6カ月の長男を預ける同区の美容師中村久美子さん(37)は「職場復帰するが、認可保育所に空きがなかった。ここなら仕事後に余裕を持って迎えにいける」と話した。

 国や県の補助を受けて整備し、101人分の寄付約200万円を遊具購入に充てた。利用者は0~2歳の6人で、空きがあるという。連絡先は同園022(349)4766。