石岡の木工家 清水さん初の個展 水戸

地元杉で食器、トレー

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自身初の個展を開く清水将勇さん=水戸市米沢町

石岡市在住の木工家、清水将勇さん(43)の自身初の個展が30日、水戸市米沢町の「うつわや季器楽座」で始まった。地元の杉材を使った食器やトレーなどが展示されている。4月21日まで。

清水さんは常陸大宮市在住の漆芸家・辻徹さんに師事した後、琴屋や木工所に務め、2012年に石岡市で独立。杉材を草木染し、木目の美しさや軽さを生かした作品を制作している。

今回は小物や食べ物などを入れられる「杉染蓋物(ふたもの)」や花器、ボウル、トレーといった新作を中心に計63アイテム、約700点をそろえた。また、清水さんはトヨタ自動車とトヨタの高級ブランド「レクサス」の全国販売店が全国47都道府県の若手職人を「匠(たくみ)」として選出し、作品づくりを支援するプロジェクトの2018年度本県代表にも選ばれており、プロジェクトを通して制作したアクセサリー「MODE Japonica(モードヤポニカ)」も展示・販売している。

清水さんは「杉を草木染した工芸品の個展は世界で初めて。現在の作品づくりを始めて6年の集大成となっているので、ぜひ多くの人に見てほしい」と話す。

展示時間は午前10時〜午後7時。月曜定休で4月22〜24日は休み。(杉野碧)