この夏のチーム大改造が噂されているレアル・マドリー。
ここでは、『sportskeeda』による「トーニ・クロースの代役になりうる3人の補強候補」を見てみよう。
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アドリアン・ラビオ(PSG)
PSGとの契約延長を拒否したことで、昨年末から干されているラビオ。
今季で契約満了になる彼はフリーでバルセロナへ移籍すると伝えられている。ただ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの加入がすでに決定しており、やや的外れになってきたようにも思える。
フランス代表からも外れているとはいえ、その才能に疑いの余地はない。
プレー機会が限られていた今季も確かなプレーを披露し、高レートのスタッツを記録。
配球役を務める彼はしなかやなボールタッチを持ち、プレッシングも苦にしない。ボールを失うことは稀で、ポンポイント&ダイアゴナルなロングパスを提供できるうえ、ハードワークも兼ね備えている。
もうすぐ24歳と若いだけに長期的な投資としてうってつけだ。さらに、フリー移籍でもあるのだから。
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
シティで圧倒的なパフォーマンスを見せた昨季の彼はプレミアリーグで最高の選手だったかもしれない。
今季は怪我に苦しまされているとはいえ、世界中のどんなチームでもレギュラーになれるはずだ。
もしレアルが彼を獲得できれば、少なくとも今後5年間は中盤を心配する必要がなくなるだろう。
世界最高のクロスを持っているほか、左右両足でのシュートも強烈。ボックス近辺で常に危険な存在になる。
怪我人が多かった昨季のシティでは多くのポジションを経験。低い位置でも高い位置でも相手に脅威を与えることができる。
ダビド・シルバとの共演はマジカルだった。ただ、KDB(デ・デブライネ)とモドリッチ、カゼミロが組む中盤も最強クラスのはずだ。
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッドMF)
ポグバ、ジダン、レアルの組み合わせは最強のレシピだ。
ジョゼ・モウリーニョ監督のもとではパフォーマンスが落ち込んだが、そこから復調して現在は世界最高のひとりであることを見せつけている。
彼に必要だったのは信頼と自由。スールシャール体制でのポグバは超新星化している。本気になった彼を止めることはできない。
ドリブル、シュート、パス、アシストを全て兼ね備える中盤のボスだ。アンデル・エレーラとネマニャ・マティッチを従えた現段階でこれだけいいのだから、モドリッチとカゼミロと組めばどれほどいいのか。
彼はユナイテッドにはあまりに良すぎる存在であり、新たなチャレンジを模索する時が来た。これからが全盛期となるだけに、手遅れになる前に移籍すべし。