アニメのキャラも登場、子ども目線の滋賀観光パンフ

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子どもがアイデアを出し合い、工夫を凝らした観光パンフレット

 子どもたちが自身の目線で滋賀県内の見どころを紹介する「わくわくどきどき しが探検!」が完成した。アニメのキャラクターをページにちりばめ、体験を踏まえた紹介文を添えた。県によると、子ども向け観光パンフレットは全国でも珍しいといい、生まれ育った滋賀の自然や歴史の魅力を伝えている。

 県が昨年12月に開いた子ども県議会で参加児童からパンフ作製の提案があり、議員を務めた小学5年から高校1年までの18人が編集委員を引き受けた。

 甲賀の里忍術村(甲賀市)と南郷水産センター(大津市)への視察や4度の編集会議を経て、お勧めスポットを絞り込むなどして約1年かけて仕上げた。

 彦根城や安土城跡などの歴史名所のほか、びわ湖こどもの国(高島市)といったレジャー施設や、河内風穴(多賀町)など自然を楽しむ場所も委員によるランキング形式で掲載。県発祥の交通安全啓発看板「飛び出し坊や」や、ご当地アイスクリームも写真入りで紹介する。

 アニメ「ねこねこ日本史」の制作会社の協力で、滋賀ゆかりの歴史人物に扮(ふん)したキャラクターを案内役にして親しみやすさを演出。平易な説明文で、施設名にはふりがなをつけた。デザインには滋賀県立大生も協力した。

 大津市の県公館で委員がこのほど完成を報告し、作成を提案した甲賀市の北條陽菜さんは「かわいいキャラクターを使ったいいものができた。多くの人が滋賀に興味を持ってくれるきっかけになればうれしい」と話した。

 B5判、16ページ。1万部を作製し、県内の観光施設や東京・日本橋の県情報発信拠点「ここ滋賀」で無料配布する。