岩壁の舞台で熱い演奏

初公開の採石跡でフェス 宇都宮

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大谷石の採石跡で野外音楽フェスティバルを楽しむ来場者たち=30日午後、宇都宮市大谷町

 宇都宮市大谷町の大谷石採石跡「稲荷山」を会場にした野外音楽フェスティバル「OYA WONDER DISCO 2019」が30日、開かれた。同所の一般初公開を記念したイベントで、地元住民や観光客ら計約2千人が訪れ、開放的なステージを楽しんだ。

 稲荷山は民有地で普段は立ち入りができないが、映画の撮影などで使用されてきた。新たな魅力スポットとして知ってもらいたいと、大谷地区で店舗を経営する事業者らが実行委員会をつくり、イベントを企画した。

 大きな岩壁に囲まれた空間にステージを設置。午前10時から午後8時すぎまで、birdや沖野修也(おきのしゅうや)らミュージシャン9組が入れ替わりで出演し、熱のこもった歌や演奏を披露した。来場者はリズムに合わせて体を揺らすなどしながら、大きな拍手を送っていた。

 会場では宇都宮餃子(ぎょーざ)や大谷石の窯で焼いたピザなども販売された。姉妹で訪れていた同市鶴田町、事務職杉山美実(すぎやまみみ)さん(47)は「雰囲気の良い場所で盛り上がって楽しかった。これからもたくさんのイベントを開いてほしい」と話していた。