中断期間を終えリーグ戦残り10試合となったセリエA。第29節では首位を走るユベントスが本拠地アリアンツ・スタジアムでエンポリと対戦した。
【セリエA】出場機会求めD・コスタが移籍？ユナイテッドやPSGが熱視線
インターナショナルマッチウィークでクリスティアーノ・ロナウドが負傷したユベントスは、攻守ともにインテンシティを欠きイタリア王者らしからぬプレーが目立つ。球際のプレスが緩く、エンポリに簡単にゴール前まで進入を許すなど、劣勢で試合を折り返す。
リーグ連敗の雰囲気が漂い出したユベントスだったものの、後半途中からモイゼ・ケーンを投入すると、試合の流れが大きく変わる。71分にロングボールをマリオ・マンジュキッチが絶妙なポストプレーで落とし、ケーンが右足を振り抜き待望の先制点を奪取。19歳ケーンの活躍でユベントスが辛くも勝利を収めた。
【セリエA】ミランがガットゥーゾに求めるミッション…CL出場権逃せば今季いっぱいで解任へ
来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すACミランは、敵地でサンプドリアとの一戦を迎えた。前節インテルとの“ミラノ・ダービー”に敗れたミランは、開始40秒足らずにGKジャンルイジ・ドンナルンマが痛恨のパスミスを犯して先制点を献上する。出鼻を挫かれたミランは新エースのクシシュトフ・ピオンテクにボールを集めるものの、最後までネットを揺らすことは出来ず。終盤に差し掛かったリーグ戦でまさかの連敗を喫した。
