【高校野球】東邦が優勝した平成元年以来30年ぶりの準決勝進出 平成ラストも飾れるか

東邦が筑陽学園を下し4強進出

注目のエース石川は粘りの投球で7回3安打2失点 初出場の筑陽学園を下す

 第91回選抜高校野球は31日、準々決勝を行い、第3試合で東邦(愛知)が筑陽学園(福岡)を7-2で下し、4強進出を決めた。

 東邦はエース・石川昂弥投手が先発。走者を出しながらも、粘り強い投球で筑陽学園を抑えていった。そして4回、東邦は連続ヒットで1死一、二塁とチャンスを作ると、石川の女房役・成沢巧馬(3年)の右中間へ先制の2点適時打で先制。6回2死満塁から山田航大(2年)が2点適時打を放つなど、この回、5得点でリードを広げた。

 筑陽学園は4回一、二塁から進藤勇也(3年)が中前適時打、7回にも福岡大真(3年)の三塁打から進藤の犠飛で2点目を奪ったが、リードは縮まらなかった。筑陽学園は初出場で8強と健闘した。

 石川は粘りの投球で7回3安打2失点。東邦は優勝した平成元年(1989年)以来、30年ぶりの準決勝進出。平成最初の優勝校が平成最後に有終の美を飾れるか。(Full-Count編集部)

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