子どもら24本植樹 桜川大泉地区 桜の里目指す

©株式会社茨城新聞社

陽光桜の苗木を植える子どもたち=桜川市大泉

桜川市大泉地区で3月24日、地元の子どもたちによる桜の植樹が行われた。同地区を美しい桜の里として整備する取り組みの一環。子どもたちが大人になったときに、桜の里に戻ってきてほしいとの願いが込められた。

植樹は、同市地域おこし協力隊の大川奈奈さん(60)や地域住民でつくる「大泉さくらの里の会」が主催。大泉地区の子供会から小学生や保護者ら約30人が参加した。同会メンバーでもある百目鬼幸雄さん(70)=同市大泉=が、約7年前から各地で桜の植樹に取り組んでいることから、百目鬼さんが主導し、作業が進められた。

今回、用意されたのは、陽光桜の苗木24本。栃木県益子町との県境近く、つくば益子線の西側にある池の周りに植樹した。植樹に当たり百目鬼さんが子どもたちに、陽光桜誕生の経緯を説明。「陽光桜は平和のシンボルでもある。これから皆さんが大きくなって、『私たちが植えた桜がこんなにきれいに咲いた』と、故郷に帰ってきてくれたら」と呼び掛けた。

子どもたちは、スコップで穴を掘り、それぞれ苗木を植えた。田中ニコさん(12)は「大変だったけど、大人になってきれいに桜が咲くのが楽しみ」と笑顔。青木優羽さん(12)は「楽しかった。地域のためになるし、これからも続けてほしい」と話した。

同会では今後も桜の植樹を続ける考え。同地区を桜の里として整備し、盛り上げていく構想だ。(平野有紀)