与野党幹部、札幌入り

知事選・無党派層掘り起こし

©株式会社室蘭民報社

(上から順に)石川候補への支援を呼び掛ける枝野立憲民主党代表(右)=3月29日、札幌市中央区、鈴木候補の応援演説をする山口代表(右)=3月30日、札幌市北区

 3月21日に告示された道知事選は、野党側が元衆院議員の石川知裕候補(45)、与党側が前夕張市長の鈴木直道候補(38)を推薦する全国唯一の与野党対決型。選挙戦は終盤に差し掛かり、3月最後の週末は与野党の代表らが大票田・札幌を訪れて無党派層の掘り起こしと組織票の引き締めを図った。=届け出順

 石川候補の応援には29日、立憲民主党の枝野幸男代表が札幌入り。「道庁がどこを向いて仕事するのかが問われている。北海道で観光するにはIR(カジノを含む統合型リゾート施設)よりJR。当たり前のことが分からないのは東京の発想。暮らしに寄り添った政治を取り戻していこう」と訴えた。

 30日は立憲民主党の蓮舫副代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の小池晃書記局長、社民党の又市征治党首など野党の幹部らが集まり大通公園で街頭演説。「官邸を見ている人なのか、道民を見ているのかを選ぶ知事選にしよう」などと野党統一候補としての石川氏をアピールした。

 鈴木候補の応援には、推薦する公明党の山口那津男代表が30日に駆け付けた。北区での街頭演説で山口代表は「夕張市長という厳しい仕事を買って出た志を最初から応援し支えている。若さと行動力、高い志がある。真っ先に推薦したのは公明党。鈴木さんは親しまれ、皆さんの声を必ず実現してくれるに違いない」と述べた。

 自民党は小泉進次郎厚生労働部会長が一足早く23日に札幌入り。街頭演説で「私も鈴木さんも若いから分からないことはあるが、分からないからできることもあるのが若さの特権。足りないものは持っている人が支えればよい。1人で政治はできない」と強調した。
(統一地方選取材班)