ターナーがサヨナラ本塁打 ナショナルズ今季初白星

【メッツ5-6xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

メッツに開幕から2連敗を喫していたナショナルズが、若きスピードスターの劇的な一発でサヨナラ勝ちを収め、今季初白星を手にした。3点リードの8回表にリリーフ陣が崩れ、3本のタイムリーで一気に同点とされてしまったナショナルズ。しかし9回裏、一死走者なしの場面で2番のトレイ・ターナーがメッツ5番手のジャスティン・ウィルソンが投じた内角低めへの速球を上手く振り抜き、この試合2本目となる一発を弾丸ライナーでレフトスタンドへ突き刺した。

ナショナルズは期待の新戦力、先発左腕のパトリック・コービンが3回表にピート・アロンゾにタイムリーを浴びて先制を許したものの、直後の3回裏にターナーの1号3ランで逆転に成功。その後もアンソニー・レンドンやビクトル・ロブレスのタイムリーでリードを広げ、コービンも6回2失点の力投を見せた。ところが、8回表に登板したトニー・シップとトレバー・ローゼンタールが誤算で、2点差に迫られ、なおも二死一・二塁のピンチ。ここで登板したクローザーのショーン・ドゥーリトルが2本のタイムリーを浴び、5対5の同点となった。その後、ドゥーリトルは9回表を無失点に抑え、その裏にターナーが劇的な2号サヨナラ弾。ナショナルズは苦しんだ末の今季初勝利となった。

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