日本から世界へ!「ダノンネーションズカップ」の概要と歴史

3月23日、24日で行われた12歳以下の世界一を決めるサッカー国際大会「ダノンネーションズカップ2019in Japan」 小学生年代のワールドカップとも言われるこの大会は、「より多くの人々に健康をお届けする」という企業理念を掲げる世界的な食品企業のダノンが主催する国際サッカー大会で、世界各地で国内大会が行われた後、各優勝チームが集結して世界一を決める。日本では2004年から開催されているが、今回はその歴史と概要を簡単に紹介したいと思う。

3/23(土)、24(日)の2日間、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園補助競技場、第2球技場でFIFA公認のサッカー大会である「ダノンネーションズカップ2019」の日本大会が開催され、男子はヴァンフォーレ甲府U-12、女子は千葉中央FC U12ガールズが優勝を果たした。

ダノンネーションズカップは、日本では2004年から毎年開催されている歴史のある国際サッカー大会であるが、その概要や歴史を今日は簡単に紹介したい。

「子どもたちの成長を食とスポーツで応援する大会」

ダノンネーションズカップは、「より多くの人々に健康をお届けする」という企業理念を掲げる世界的な食品企業のダノンが主催する国際サッカー大会で、世界32カ国で開催される国内大会、および各国の国内大会優勝チームが集結して世界一を決める世界大会の総称です。

出典: danonecup.jp

公式HPにも記載があるように、ダノンネーションズカップは世界的な食品企業のダノンが主催する国際サッカー大会で、2000年から始まった同大会は長年にわたり高い評価を受けている。

そしてまた単なる競技会ではないのがこの大会の大きな特徴であり、「子どもたちの成長を食とスポーツで応援する大会」として国際交流としての学びや、食育や社会貢献を学ぶ機会が多く提供されている。

その大会コンセプトにもあるように、今年の日本大会でもダノンブース上でダノンヨーグルトの提供や、元日本代表前園真聖氏とFC東京の栄養アドバイザーを務める久保田先生によるトークショーなどが開催され、スポーツと栄養の関係性にまつわる様々な話が紹介されていた。

ダノンヨーグルトについて ダノンヨーグルト

FIFA(国際サッカー連盟)公認の“小学生年代のワールドカップ”

「世界32か国で開催され、毎年世界で250万人が出場している」と言えば、この大会の規模がどれほど大きなものかが伝わるだろう。その規模の大きさもあって、毎年世界大会ではハイレベルな試合が繰り広げられているが、過去に日本代表として出場したチームもかなりの好成績を残している。

2012年 レジスタFC 準優勝

2015年 横河武蔵野フットボールクラブジュニア 優勝

2016年 ヴァンフォーレ甲府U-12 準優勝

なお大会期間中に使用されるスタジアムはどこも歴史あるサッカー界の名門スタジアム。

そこでプレーすることができる貴重な機会は、子供達の心と体の成長を促す”体験”となっているに違いない。

大会の歴史 - ダノンネーションズカップ in JAPAN 2019

世界大会のアンバサダーは、元フランス代表ジネディーヌ・ジダンが務める

世界規模の大会とだけあって、アンバサダーを務める人物もかなり凄い。

先日レアルマドリ―の監督に電撃復帰したジネディーヌ・ジダンだ。

ジダンは毎年会場に姿を現し、子供達と交流する機会を与えてくれているという。

なお今年は10月にスペインで世界大会が行われる。

日本からはヴァンフォーレ甲府U-12(男子)千葉中央FC U12ガール(女子)が参加するが、両チームは共に世界大会の出場経験があるチームだ。前回の悔しさをバネに、今大会はぜひ優勝を果たしてほしいと思う。

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