今冬に柏レイソルからヘンクに期限付き移籍を果たしたFW伊東純也が、ベルギー1部リーグのプレイオフで技ありのゴールを決めた。
伊東は現地時間3月30日に行われたプレイオフ1の第1節(アンデルレヒト戦)に先発。ヘンクが1-0とリードして迎えた後半10分、敵陣右サイドでボールを受けた伊東がカットインすると、ペナルティエリアの右隅で左足を振り抜き、ヘンクに追加点をもたらした。この伊東のゴールでリードを広げたヘンクはアンデルレヒトを寄せつけず、3-0で勝利している。
ベルギーメディア『voetbalkrant』は直近の公式戦2試合連続でゴールを挙げた伊東に対し、惜しみない賛辞を贈った。
「ヘンクのスカウトを称えよう。彼らはいつだって未知の宝石を見つけてくる。(ヘンクは)買い取りオプションを行使するだろう」
「対峙した相手は眠れなかったはず。自身が守るサイドに青い旋風が駆け抜けたのだから(同クラブのチームカラーが青)。ヘンクの主将レアンドロ・トロサールは『(伊東は我々にとって)武器だ。懸命に働き、相手を混乱に陥れる。本当に大きな資産だね』と絶賛した。彼の現在の市場価値は200万ユーロ(約2億5000万円)だが、彼のスピードとクオリティであればすぐに高騰するだろう」
ローン期間が2020年6月30日までとなっている伊東だが、この契約には買い取りオプションが付帯されている。今後も好調を維持できれば、ヘンクへの完全移籍が実現するかもしれない。ベルギーでセンセーショナルな活躍を見せている同選手の更なる成長に期待したいところだ。
参照元:youtube(伊東のゴールは3分31秒~)